妥協しない方が良いマンション設備

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すべての設備は付かないので…

住まいに1億円出せる方であれば話は別ですが、4,000万円~6,000万円ほどの予算で横浜市の新築マンションを手に入れようとするなら、欲しい設備がすべて揃っている物件は稀です。駅近だったり、買い物に便利だったり、陽当たりや眺望が優れていたり、人気の街だったりとアピールポイントが増えるたびに物件のお値段はうなぎのぼり。

売主だって、バカみたいに高いマンションを造っても買い手が付かず、販売不振に苦しむことが分かっていますので、ボリュームゾーンとなる一般的な年収の購入者層が買える価格帯に収めようとします。すると、その価格帯で売って損を出すわけにはいかないので、導入する設備を厳選することになり、売主の思想を反映した商品が生まれることになるのです。

買主側としては、売主側の必死のアピールを聞きながら物件の購入を検討するわけですが、便利設備の有無は入居後の生活の快適さに甚大な影響を及ぼします。そこで、この設備やサービスはあった方が良いという物をいくつか挙げますので参考にしてみてください。

なお、人間は最終的にはどんなに不便な生活環境にも適応できるようにできています。本稿でお勧めするのは、あくまで予算が届く場合に導入すべき便利設備という意味合いですので、経済的に難しい場合は見送る決断も必要です。

ディスポーザーは外さないで!

いきなり結論を書きますが、ぜひとも欲しい便利設備はディスポーザーです! キッチンの排水口から下の部分が特殊仕様になっていて、生ごみを粉砕してそのまま捨てられるようになっているシロモノです。

なぜこれが重要なのでしょうか。三角コーナーや排水口ネットとおさらばできる生活が手に入るから? 嫌な臭いのしない清潔なシンクが手に入るから? それらももちろん正解ですが、肝心な点は、マンション全体の生ごみの排出量が激減することです!

最近のマンションでは、「24時間ごみ出しOK」が半ば当たり前のサービスになっていますね。私ほど不注意な人間でなくとも、誰しも人生に1度や2度はごみ収集日に出し損ね、次の機会まで部屋に溜まりっぱなしという経験をしたことがあるはず。ところが24時間ゴミ出しOKのマンションになると、収集日に関わらず捨てたいときにごみを捨てられるのです。これこそ最高のサービスですよ!

が、しかし! 生ごみはヤバイ。数十~数百世帯もある住居から大量の生ごみが押し寄せれば、ごみ置き場はただの地獄と化します。あまりに恐ろしいので夏場とか想像するのはやめておきますが、もし自分の部屋がごみ置き場の近くだったらと思うとなかなか来るものがあります。

そこへ行くと、ディスポーザー付きのマンションならば! 各家庭で生ごみの大部分が処理されますので、ごみ置き場の環境が劇的に改善! ごみを捨てずに生活することができない以上、この問題が軽減されるメリットは極めて大きいと考えます。場合によっては、ごみ置き場が近いという理由で不人気になる部屋が、案外お買い得な物件に化けるかも知れません。

きれいな水

ディスポーザーが付く条件

自治体により細かい違いがありますが、ディスポーザーを導入するには処理槽を設置する必要があります。各住戸のディスポーザーから専用配管で粉砕した生ごみを処理槽に送り、排水処理を行ってから下水に流す手順になります。この設備は費用が高額なので、一戸建てでは導入が難しい、マンション特有の設備と言っても過言ではありません。また。ディスポーザーの後付けは困難なので、当初からディスポーザー付きで売られている物件を探すのが正解です。

とはいえ、総戸数の多いマンションでも、コストの関係で売主がディスポーザーの導入を見送る場合があります。50戸を下回る小規模マンションでは、基本的に設置されないと思いますので、ディスポーザーの有無は気にしなくて良いでしょう。100戸クラスの中規模マンションでは付いていたら優良物件、200戸以上の大規模マンションでは付いていなかったら減点すべきと考えます。

しかし、私の経験上、200戸というのは売主により判断が分かれやすいポイントです。200戸クラスになると、どこのデベロッパーでももれなく大規模マンションを自称しますが、そうであるがゆえに、美しいガーデンやゲストルーム、コンシェルジュなど、中規模以下ではあまり見られない共用設備を充実させる方向に傾くようです。その結果、見た目は華やかながら居住性が低下、という笑えない事態に陥ったりしますので、このくらいの戸数のマンションの購入をご検討の方は注意してみてください。

横浜を愛するみなさまに届けー!
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